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暗い森のサーカス・あらすじ

あるところにサーカスがありました。

大きな赤い目があり高さは10メートルもあるテントがサーカスの座長です。座長は生きているテントで、子供たちをさらっては自分の団員にしてしまうのです。

団員にはミクがいました。
ミクは歌姫です。しかしその歌は美しくなく、とても滑稽でグロテスクです。可愛らしいミクの爛れた身体と、カエルのような声を笑いに人は来るのです。

団員にはリンとレンがいました。
リンとレンは身体が一つなのに頭がふたつありました。みんながその姿をみて笑います。リンは泣いています。レンは睨んでいます。リンを泣かす人たちをレンは大嫌いだったので殺したいと思っていましたが、レンには鎖がつけられ口もふさがれていました。
ますますみんな笑い、ますますリンは泣いています。

団員にはKAITOがいました。
KAITOは獣にまじって人の肉を食べました。その姿を見てみんな罵倒したり笑ったりしました。


ミクは科学者に作られた人工生命体。だけど失敗してしまいサーカスに売られました。 ミクは科学者に冷たく捨てられてしまったため例え馬鹿にされていても笑ってくれる客が好きでした。

リンとレンはシャム双生児。だけど親に捨てられたところをサーカスの座長(テント)にさらわれてしまいました。

KAITOは飢饉のただなかに母親と二人きりで生きていました。
毎日がひもじく、だんだんと食べられない日が増えていきました。もう二人とも餓死してしまうようです。

これ以上書きたくない

ではなくてKAITOは母親を食べてしまいました。しかもそれは母親の意志だったのです。
泣きながら肉を食べるKAITO。母親は言いました。「生きて。大好きなら食べて。お前だけでも生きて」気づけばKAITOは笑いだしていました。この状況に耐えられなかったのです。そして座長(テント)にさらわれてしまいました。



団員たちはみんな仲良しです。
優しいミクにリンはなつき、レンもミクには素直な少年でした。そしてKAITOはミクと恋人同士。
きづけばミクはみんなのお母さん、KAITOはみんなのお父さん、そして二人の子供。そんな家族ごっこが出来上がっていました。

しかしKAITOはミクの肉を食べたくて仕方なくなるという発作がありました。母親との異常な別れはKAITOに好き=食べるという歪んだ恋愛観をうみつけていたのです。
KAITOはミクが食べたくて仕方ありません。だけど食べればミクは死んでしまいます。KAITOは死にたい死にたいと泣きました。ミクはそんなKAITOを抱きしめることしか出来ませんでした。



ある日ミクは寝しなにみんなのお話をききました。みんな座長(テント)にさらわれてきたのです。しかしミクは座長が動くところを見たことがありません。

ミクは無邪気に言いました。
「怖いことを考えちゃった。座長は実はただのテントなの。みんな自分の意志でここにいるの。怖いでしょ」
みんな笑いました。

だけど

親に捨てられたシャム双生児と、人の肉を食べる人間に、

このサーカス以外の居場所は

あるのでしょうか。



眠ってしまったミクにリンとレンとKAITOは言いました。
「大好きだよ」



「逃げられないから、ね」



グロいのもあり、酷いのもあり、歌に入りきらないのもあり、あとなにぶんモチベーション維持に失敗したためお蔵入り。
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